霊柩車の種類

火葬場に遺体を運ぶのが霊柩車ですが、霊柩車にも多くの種類が存在します。大別すると宮型と洋型とがありますが、宮型はさらに3タイプに、洋型も3タイプに分けることが出来ます。宮型の3タイプとは、指定車、新型車、白木車です。指定車は最もよく知られた宮型で、高級車の上に品のある神輿が載せられています。新型車は指定車の神輿をやや派手にしたもので、白木車は最高級の霊柩車とされ、豪勢でありながらも下品な派手さはありません。一方、洋型の3タイプとは、洋型車、普通車、マイクロバスです。普通車とマイクロバスについては詳述する必要もないでしょう。洋型車は指定車や白木車のような派手さを削り取った車で、神輿も載せられていません。その代りキャデラックが使用されるなど、別のパーツにお金が使われています。このように霊柩車にも色々なタイプが存在するのですが、どの霊柩車であろうと、遺体の搬送中のマナー、ルールは同様です。例えば喪主は霊柩車に乗らず、後続のハイヤーで追いかけます。最近は霊柩車の助手席に座ってしまう喪主を見かけますが、本来は誤りです。霊柩車は特別な車で、助手席は宰領のために設けられています。宰領は葬儀の段取りを組む人で、現代では葬儀業者がこれに当たります。実際、火葬場への移動中にトラブルが発生した時、助手席に座る業者スタッフが指示を出すこともあります。なぜ「助手席=喪主」という誤解が生じたのかは分かりませんが、筆者が推測するに、メディアの影響が大きいのではないでしょうか。有名人の出棺のシーンがテレビ等で流されることはよくありますが、タレントは敢えて助手席に座ろうとします。理由は単純で、その方が映えるからです。こうしたシーンを繰り返し見てきた一般人は誤解して当然です。

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